エアライン既卒試験は、年間を通じて実施されていますね。
ありがたいことですが、ランダムに受験なさっているみなさんにも、そしてエアラインサイドにも、そろそろ弊害が出始めているなと
実感しています。
●みなさんのリスク●
①ANAESの受験回数記入スペースの設置(祈・無くなりますように
)

②経験者が増えすぎて、ほとんど目立たなくなってきている。史上まれにみる経験者の増大。
③人事のみなさんは、業界内、系列内を異動なさることも多く、辞退などを重ねるリスクは高まる。
④同じエアラインで、名前を覚えられてしまうことで、通過率が低くなることも。(間隔をあけると問題ない場合も多い)
⑤エアラインでの経験値が、結果をいい意味でも悪い意味でも年度によって左右する場合も多い。
●エアラインのリスク●
①そもそも転職を踏まえて入社の方も多く、人財が育ちにくい
②採用計画が立ちづらい
③特定のエアラインに人財が集中して持っていかれる。
④育成の時間も訓練の余裕もない→現場への負担→人財は定着しないというループに陥る
なかなか難しいですよね。
あくまでも、未経験者さんがどのエアラインでも安定して有利なのは、皆さんもご存知の通りですが、
どこかで飛んだほうがいいのかな?と考えてしまいますよね。
もちろん受けることは学びにつながるし、いいと思うのですが、みなさんにも、そしてエアラインにも
共通してデメリットになるのが、

だと思います。合格を出されるエアラインさんには、言うまでもないデメリットですが、
いままでは、みなさんにとっても、試験回数が少なかっただけによかったかもしれませんが、
どこでどう人事がつながるかもしれないわけなので(吸収合併含め、動きが激しい業界ですし)
注意が必要な時代になってきました。
行く気があるエアラインを受験する!という考え方がフィットするのかもしれません。
外資系では、日本支社同志でつながりがある場合は多く、以前から情報がぐるぐる回っていましたけれどね。(私も転職のとき、いろいろフライトぶりなどがすべて伝わっていて寒かった経験あり!)
そんななか、こんな受験生さんも。

他社書類落ちからずっと悩んでいたのですが、今回の受験は見送ろうと思います。
理由は、JAL既卒(あれば)とANAの2回目既卒(受験できればですが)の準備に1日でも早く取り掛かりたいからです。
募集中のエアラインのESを考えながらも、両社の募集が気になっていたり、
今の自分では、
採用担当の方にも会社にも失礼だなと感じました。
いずれの会社にしても受験回数や年齢の壁などリスクがとても大きく最後まで悩みましたが、
次回の両社募集で「ES内容をその会社にしか通じないものにしっかり練ること」「募集開始後10日以内にESを提出すること」を達成しても落ちたときに、
初めて、今募集中のエアラインにも全力で向き合えるんじゃないかなと今は思っています。
しつこい自分に呆れてしまいますが、同時にいくつもの会社を全力で準備できるほど器用な性格ではないので今回はこのように決めました。
すばらしい!
受験の進め方はみなさん次第なのですが、果たしてランダムに受験することがみなさんにとって
プラスとなるのか?
今一度、考えてみなければならない業界模様となっているようです。
ご参考までに!(この記事は、新卒の皆さんは該当しませんよ!)
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