前半戦終了のANA既卒試験。
まだまだこれから後半戦も待ち構えていますが、ファイナリストさんの一部には、意外な共通点もあります。
受験生さんの中には、既に別のエアラインから内定をもらっていて、入社日も決定しているけれど、
ANAに参戦という方も多いんですね。
「それも見越して、多い目に合格を出しました」とは某エアラインの採用の方の声ですが、
ANAJAL以外の日系、外資系エアラインや、いえ、ANAJALそのものも、合格を出した方が必ずウチに来てくれるという
確証を持てなくなっている昨今の航空業界事情もあるわけですね。
思うに、待遇面などのみでなく、ほかの観点に着目したりする受験生さんも増えたことと、
それほダントツにぬきんでて恵まれた環境で飛べるという会社はなくなっていて、どのエアラインも
一長一短となっているからかもしれません。
そんななか、受験生さんではなく、ファイナリストさんにけっこういらっしゃるのが、
「他社は内定をいただいたけれど、キープはやっぱり失礼。すっぱりお断りして、ANAに集中します」
という、潔いみなさん。
「キープしてると、気持ちが緩んで内定しない気がする」
「やっぱりANAでないとだめ」
「私は間もなく開始のJALが本命」
といった感じで、はっきりと決断されているんですね。
まあ、それだけきっぱりなら、最初から受験もされなかったらいいのになと、1人でも合格を祈りたい私としては思ったりもして複雑ですが
、
だれしも内定するまでは、結果に確証はないわけで、内定を確保したいし、確保してもやっぱりキープしたまま試験を受け続ける方も当然ですね。
そんななか、きっぱり決断なさった精神的な安定感が、面接などでも伝わっているのかもしれません。
日々の行動などが、なんとなく透けてしまう面接試験。
ということは、笑顔の出るような楽しいことをして余裕を持ち、なおかつぼちぼち試験を意識して過ごすという
バランスが最重要と言えるのでしょうね。
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