今本屋さんで売れている本といえば、アドラー。
こちらのブログでもずいぶん前にお勧めとしてご紹介しました。(私の学生時代の友人がアドラーを研究していたので、たまたま早くから知っていました)
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お手に取られた方も多いと思います。
アドラー本のメインといってもいいものに、「他人の課題に介入しない」というものがあります。
たとえば、誰かが私のことをどう思うか?は、私のコントロール外にあり、どう判断するかは、
誰かの課題である、なので、そこを考えすぎないようにしよう・・といったようなことでしたよね。
(私の読み方が正しければ)
これ、面接でも当てはまります。
面接でこれを言ったほうがいいでしょうか?あれを言ったほうが好かれやすいでしょうか?
と聞いてくださるまじめな受験生さんは多い。
たとえば、JALのESで、一番がんばったこと・・を考えるときも、学生時代のネタがいいか、
社会人ネタがいいかで、いずれかに有利不利はないと思います。(他の項目でバランスよく2つのネタを語ってもいいし)
いずれが面接官の好みかと考えることは、かなり不毛。面接官の好みは様々だし、正解もないし
それを判断するのは面接官の課題でもある。
正解があるものは別ですが、ESや人の気持ち、恋愛などなど、みなさんが日常課題とする
正解のないシロモノに関しては、まずは
「私はどっちがいいのか?どうありたいのか?」を優先することが、もっとも大切なのでは?
と、この本を通じ学ぶこともできます。そうすれば、楽しく面接でも話せますしね。
今の迷いは、自分の課題なのか、果たして他人の課題なのか?それを考えるようになって、
わたしも、がぜん、無駄に考えすぎることがなくなりました!